【カラオケ】聞き心地と点数を両立する方法
カラオケに行ったときあなたは何点くらい出せますか?
点数は人それぞれだと思います。70点の人もいれば80点の人もいます。中には100点を出すような人もいるんですよね。
しかし、点数とは関係なしにあなたは人に「歌うまいね!」と言われたことがありますか?
70点の人でも「歌うまいね」の褒められた経験がある人もいると思います。それとは逆に90点から100点を取っているのに人に歌を褒められたことがない人もいます。
なぜなのでしょうか?
それは、「カラオケの点数」と「歌の聞き心地(歌のうまさ)」は必ずしも=ではないからです。
そこで、今回は「歌の聞き心地」と「カラオケの点数」を両立させる方法を紹介したいと思います。
聞き心地と点数を両立させる方法
そもそも、聞き心地とはなんでしょう?
僕の解釈では、人が聞いてうまいなと思うことだと思っています。(違うかもしれませんが今回はこのように定義して話を進めます)
では聞き心地が悪い歌のポイントをまとめます。つまりこの「聞き心地が悪い歌のポイント」を避ければ聞き心地がいい歌になるのです。
聞き心地が悪い歌のポイント
- オクターブ下で歌う
- 声が裏返ってしまう
- 声の調子が一定
- 音程がかなり外れている
この4つが、「聞き心地の悪い歌」のポイントです。どうですか?
もしもカラオケに行ってこの中のどれか1つでも当てはまってる歌を聴いたとして「聞き心地がいいな」とは思わないと思います。
「聞き心地」を重要視する場合、この中のどれにも当てはまっていけないのです。
このポイントをまとめることで「聞き心地がいい歌」にするための方法も自ずと出てきますね。
この4つにさえ注意していれば少なくとも「聞き心地」が悪い歌にはならないのです。むしろ「聞き心地が良い歌」だと認識してもらえるようになります。
1つずつ解説していきましょう。
オクターブ下で歌う。
オクターブ下というのはそのままで、原曲キーの1オクターブ下で歌う事を言います。
本来高くてで盛り上がる曲であってもオクターブ下で歌ってしまうと「あれ?こんなだったっけ?」となってしまいかねません。
一概にオクターブ下が悪いとは思っていませんが「聞き心地」の観点から見れば原曲キーで歌った方がいいはずです。
しかし、注意してもらいたいのですが原曲キーが出せないのに無理やり高音を出している場合「聞き心地の悪い歌」になります。あくまで自分が出せる音域の歌を歌うようにしましょう。
もしも、サビなどの高音が出ない場合はキーを下げて歌いましょう。サビの高音が出ないからと言ってサビでいきなりオクターブ下で歌うとさらに場が盛り上がります。
オクターブ下については以前に記事にまとめたので詳しく知りたい場合はみてみてください。
どうしても原曲キーで高いサビを歌いきりたいという場合はミックスボイスの習得が必要になります。こちらの記事で「僕が」ミックスボイスを出せるようになった練習方法をまとめてみたので読んでください。
声が裏返ってしまう
もし、高音で歌っている時に裏返ってしまってはどうでしょうか?きっと聞き心地が良いとは思わないと思います。
きっと、誰でも一回は経験があると思います。僕も昔はよく裏返ってました。聞く側にしても歌う側にしても裏返るのは避けたい所です。
裏返る時は地声の低い部分ではなく高音ですよね?
Qなぜ声が裏返ってしまうのでしょうか?
Aそれは、高音を無理して出しているからです。無理をしてというのは無理やり張り上げて地声で高音を出そうとしているという意味です。
地声で出せる音域には限界があります。もともと声が高い人でも地声で一曲歌いきるというのはよほど低い曲でない限りは難しいでしょう。特に最近の曲は「ミックスボイス」を使わないと出せない音域で作られています。(全てではないですが)
なので、出るはずもない高さの声を地声でだそうとしているから強制的に裏声が出てくるのです。
声が裏返らないようにする方法
それは裏声を早いうちから使うようにしましょう。早いうちにというのは地声で限界まで出してからではなく地声がきつくなる前にという意味です。
これは、ミックスボイスをやるための練習にも良いです。地声で限界まで出している状態は喉が閉まっているのです。それでは高音は出せません。
喉が閉まる前に裏声やミックスボイスに切り替えることが必要になります。ミックスボイスの場合は切り替えるというよりは自然と切り替わっているという表現の方が正しいかもしれません。
あとは、男性の地声の最高音と言われる(mid2G#)までの音域の歌を歌えば地声のみで歌いきれるので裏返らないと思います。
DOESやバンプなどの曲は比較的低い曲が多く歌いやすいと思います。
声の調子が一定
ずっと同じ声の調子で歌っていることです。具体的に言うと声量が曲の最初から最後まで一緒で、抑揚がない歌です。
抑揚が全くない歌だと感情がこもってなく聴こえてしまいます。イメージだとロボットが歌っているような感じです。
抑揚をつける事で、感情が伝わりやすくなります。抑揚がつけば「聞き心地」も良いと判断されます。
さらに抑揚はカラオケの採点においても重要になり採点の「表現力」が格段に上がります。なので、抑揚をつける事は「聞き心地」と「点数」を両立させるためにはとても大事な要因です。
こちらの記事で具体的な抑揚のつけ方をまとめました。
音程がかなり外れている
最後は、「音程が(かなり)外れている。」です。あえて「かなり」とつけたのには理由があります。
歌には、アレンジというものがあります。しかし、アレンジをするほとんどの場合は音程が外れます。しかし、これは外れてしまったのではなく外しているのです。
このアレンジ は人によって様々ですが、かっこよくアレンジをする事でむしろ「聞き心地」が良くなります。
僕も、よくYouTubeなどで歌い手さんの歌を聞きますが彼らは結構アレンジをしています。原曲からすれば違う音程ですがそのアレンジがカッコいいのです!
むしろ「アレンジ早くこないかな」と待ち望んでいる自分がいます(笑)
なので音程が外れると必ずしも「聞き心地が悪くなる」とは言えないのです。
しかし、今回は「かなり」がついているのでアレンジの範囲をこえる度合いで音程を外している場合はそれはむしろ「音痴」と認識されてしまいます。
アレンジをしすぎるのは気をつけましょう。
とここまで聞き心地を良くするためのポイントをまとめてきましたが、「点数」は?と思うでしょう。
しかし、この4つを理解しているあなたはもう80点後半から90点くらい取れるようになっているはずです。
音程があっていて抑揚が付いていればほとんどの採点で90点取れます。
しかし、まだ不安だと思うので最後に90点を取るためのコツをまとめてみました。この記事で、「聞き心地」に干渉しない部分を抜き取れば自然に聞き心地と点数が両立できるようになっていると思いますよ。
もしも、90点以上を目指している場合は採点を多少は意識した歌い方になると思います。
でもやっぱり、歌が上手くて100点取れちゃうなんての憧れますよね〜
僕も努力して、早く100点を取りたいのですが90点は安定しても95点以上が中々出ません。これからも皆さんと一緒に頑張っていきたいと思うのでよろしくお願いします(๑˃̵ᴗ˂̵)و