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【独学でミックスボイス修得/採点平均90点越え⤴︎】現在大学3年生 |暇でヒトカラに行きまくる→ワタリドリを原キーで歌えるようになる⚡️|高音出し方教えます!|

【衝撃の検証結果】ビブラート沢山つけると点数上がる!?

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よくカラオケで、「ビブラートをいっぱいしとけば高得点取れるんでしょ?」

なんて声がちらほらきこえてきます。

 

本当なのか気になったので、今回は実際にカラオケに行って検証してきました!

 

まずは仮説を立てたいと思います。

【仮説】

ビブラートをたくさん入れれば点数が上がる。

 

※僕のようにビブラートがそこまでうまくない人を想定

【具体的な検証内容】

同じ歌を2回歌う。(今回は、歌うたいのバラッドを歌う)

1回目はビブラートをたくさん入れて歌う。

2回目は普段通り歌う。

 

1回目と2回目を徹底的に分析する。

最後に点数の比較もありますので最後まで見たいってください。

 

 

 

1回目(ビブラート多め)

 

では早速、検証していきましょう。1回目のビブラートの回数は以下の通りです。f:id:umuya11:20190407025410j:image

 

回数  73回

秒数 45秒

うまさ 2,5

 

 

1回目の感想

こちらが1回目の詳細画面です。

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普段はここまでビブラートを入れることはないので疲れました。歌全体としても違和感のある聞きごこちだとおもいます。

 

喉に力が入ってしまい、高音が出しづらくなりました。

 

2回目(普段通り歌う)

 

2回目のビブラートの結果です。

f:id:umuya11:20190407030040j:image

 

回数 15回

秒数 8秒

うまさ 3

 

 

回数が15回と1回目の5分の1程度しかビブラートが入りませんでした。

 

普段からあまり、ビブラートをかけるという歌い方ではないためこれでも多い方です。

 

しかし、うまさは3と1回目よりも少し高くなりました。

 

「ビブラートのうまさ」という項目は回数や秒数に依存しないことがわかりました。

 

2回目の感想

 

こちらが2回目の詳細画面になります。

f:id:umuya11:20190407030445j:image

無理をして歌っていないため、1回目よりも音程が合いました。

1回目はビブラートを入れることに集中しすぎて、音程の精度がすこし悪かったです。

 

しかし、逆に表現力が1点下がりました。1点なので誤差の範囲ですね。

 

点数発表

 

1回目(ビブラート多め)

得点の画面を撮り忘れてしまいました。こちらの画面で許してくださいm(__)mf:id:umuya11:20190407035633j:image

 

89点でした!!

90点には届きませんでした…

 

2回目(普段通り歌う)

結果がこちらです!身バレ怖いので名前の部分は伏せました(笑)

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92点でした!

 

 

比較結果

 

比較した結果はビブラートを多めにやった方がよりも普段通り歌った時の方が3点高かったです。

 

つまり、

ビブラートをたくさん入れたからと言って得点が上がるということはありませんでした。

 

巷でよく聞く「カラオケはビブラート入れまくれば点が出る」というのは間違いだったという事です。

 

しかし、今回の結果はLIVE DAMスタジアムという機種の「精密採点DX-G」という採点においての検証です。

 

ジョイサウンド」の採点では違う結果がでる可能性もあります。

 

点数が下がった原因

 

ではビブラートをたくさん入れたのになぜ点数が下がってしまったのか考えていきます。

 

ビブラート多め

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普段通り

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これが計2回の採点結果のグラフになります。

音程と表現力はほとんど差はないので別のところに理由がありそうです。

 

決定的に違う部分がありますね。それは「ロングトーン」と「安定性」

 

ロングトーンとは

伸ばして歌う部(長い音程バー)の部分をまっすぐ歌えたかの評価によって決まります。

 

安定性とは

歌全体を見て声がまっすぐ出ているかどうかの評価によって決まります。

 

ビブラート多めの方のグラフでは「ロングトーン」と「安定性」は1です。

 

それに比べて普段通り歌った方は「ロングトーン」が4,5で「安定性」は6でした。

 

3点も差が出てしまった原因はビブラートのかけすぎによる「ロングトーン」と「安定性」の評価の低さでした。

 

ビブラートを入れるために声を揺らしているため、声のまっすぐさによって評価されるロングトーン」と「安定性」が最低評価になってしまいました。

 

まとめ

 

検証結果は

「ビブラート」をたくさん入れたからと言って高得点が出るわけではない。ということです。

 

精密採点DX-G」においての「ビブラート」の評価基準は、回数や秒数ではなく同じ波形のビブラートを安定的に出せているかです。

 

・ビブラートをたくさん入れようとすると安定して同じ波形のビブラートを出すことができなくなる。

 

・ビブラートを入れすぎると「ロングトーン」と「安定性」の評価が下がる

 

 

以上の2点の理由から「ビブラート」をたくさん入れても点数が上がらない。

 

少しでも参考になれば嬉しい。

 

他にも90点を取るためのコツ

www.dam90.com

 

ミックスボイスの出し方

www.dam90.com

なども紹介しているのでみてみてください。

 

訂正

 

僕はTwitterでカラオケについてのツイートをしています。

 

そこで、100点をたくさんとっている採点歴4年の方からご指摘をしていただきました。

 

ビブラートを安定してかけられる方はたとえビブラートをたくさんかけたとしても安定性とロングトーンの評価が下がることはないそうです。むしろ点数は高くなるというご指摘でした。

 

なので今回の検証は「ビブラートを安定してかけられない人がビブラートを沢山かけてた検証」という解釈をしていただけるとありがたいです。

 

実際に、このブログを読んでいる人は100点を連発できるような方ではなく90点を取りたい人を想定しているので特に問題はないかもしれませんが一応、この点に関してご理解いただけると嬉しいです。

 

的確なご指摘をありがとうございました。