ミックスボイスを地声っぽくする方法
ミックスボイスが始めて出せたときはみんな弱々しいものです。僕もそうでした。しかし、みんなが出したいのはそんな弱いミックスボイスではないですよね!
今回はtwitterでも質問が多かった「ミックスボイスを地声っぽく発声する方法」について詳しく解説していきたいと思います。
せっかくミックスボイスを出せるようになったのですから地声っぽい強い響きの声にしちゃいましょう。
この記事を読むことにより、ミックスボイスの地声化の方法が明確にわかりすぐに練習ができるようになります。
ミックスボイスを歌で使うためには必ず必要なステップになってくるので最後まで読んで行ってください。
ミックスボイスが出る原理
この記事を読んでいるからには、もうミックスボイスが出せているのかもしれません。しかし、地声化するためにはミックスボイスを出す原理を理解しておく必要があります。
ミックスボイスに限らず「声の元」は肺から送り出された空気が声帯で振動して、それが共鳴して発声されています。
ミックスボイスの地声化
地声化する方法は大きく2つ存在します。
- 響きを強くする
- 喉仏をあげる
響きを強くする
1つ目は響きの強化です。響きというのは主に鼻腔共鳴を指します。声質を変化させるには声帯のコントロールが必要なのはわかると思います。しかし、注目すべきは共鳴です。
共鳴をより深くすることにより地声の響きを手に入れる事ができます。つまり共鳴させる前の声はそこまで地声っぽくなくても大丈夫なのです。
声帯をしめるのは普段から動かすものではないため繊細なコントロールが難しいです。そのため声帯をコントロールに注力するよりも鼻腔共鳴をに重きをおく事により地声化させるのです。
鼻腔共鳴のやり方
鼻腔共鳴は声が鼻に響いている状態の事を指します。僕がミックスボイスを出している時は鼻から声が出てるイメージを持っています。
つまりそのぐらい鼻腔共鳴はミックスボイスと密接な関係にあるのです。鼻腔共鳴のやり方は声を出している時に鼻を触ってブルブルしていれば少なからず鼻腔共鳴が出来ています。
しかし、今回の本題は響きを深くすることです。そのためにはさらに鼻腔共鳴を強化しなくてはなりません。
鼻腔共鳴を強化するには胸で作った響きを鼻に移行して、鼻から抜けるようにするのが簡単な方法になります。
ふつうに地声を出した時に胸に手を当ててみてください。振動していると思います。その振動を徐々に鼻に持っていき鼻から声が出る感覚を掴みます。
胸で響いている時に、響きを最大にしてから鼻に持っていくことで鼻腔共鳴を強化できます。
2つ目は
喉仏を上げる
よくミックスボイスの練習を調べると喉仏は絶対に上げてはいけないと出てくると思います。これは喉を絞めることで喉に負担がかかる事がいけないからです。
しかし、僕はミックスボイスに地声の響きを加えるためには喉仏は上がってもいいと思っています。むしろ多少は上げないと地声の響きを加えられません。
少しというのがポイントで、かなり上まで上げてしまうと喉を絞めてしまうので喉にかなりの負担がかかってしまいます。
この多少上げるというのがポイントで絶対にあげすぎてはいけません。練習を重ねて喉に負担をかけずに喉仏をあげれる位置を探してください。
※この練習をする際は喉に負担がかかる可能性があるため長時間の練習は避けてください。
僕が喉仏を下げることをミックスボイスの条件にあげていない理由はきちんとあり、喉仏を下げる事に集中しすぎると逆に喉に力が入ってしまうからです。
自分の理想にあった喉仏の位置を見つけられるように練習を重ねてみてください。
まとめ
今回はミックスボイスの地声化について詳しく解説してみました。地声化のテーマはミックスボイスを出し始めた頃にぶつかる課題です。
出来るだけわかりやすくその課題を突破できる練習方法を2つ紹介しましたので、少しでも役に立てれば嬉しいです。
この記事を読んでいるということはミックスボイスの実用化まであと少しの所まで来ています。
諦めずに練習を続けて、楽しいカラオケライフを楽しみましょう。また質問などありましたらtwitterの方でいただければ回答できると思います。
最近フォロワーさんも増えてきて、返信に時間がかかってしまっていますがフォローしていただけると嬉しいです。
令和初日はカラオケに行ってきました!
— mumei/ミックスボイス (@dam_90_) May 1, 2019
ここ最近ずっと体調が悪く声が出しづらかったです…
これから徐々に体調を良くしてカラオケにも行きまくる😆
令和しょっぱなは95点にギリギリ届きませんでした😭 pic.twitter.com/uUvNRpYjPn