ミックスボイスを安定させる簡単な方法
あなたはミックスボイスが出せますか?この記事を読んでいるからには、多少感覚を掴んだのかもしれません。
ミックスボイスをはじめて出せた時は、「これかな?」というなんとなく自身のない感覚です。そして、その声で歌おうとすると上手く歌えないでしょう。
僕もそうでした。ミックスボイスらしき声が出せてもいざその声で歌うと音程が安定しないのです。
それもそのはずです。今出していた発声ではない方法で声を出しているのですから慣れなくて音程もガタガタになってしまいます。
しかし、それは練習によって安定させる事が出来るのです。その証拠に僕もしっかりと安定させることに成功しました。
根拠として、ここに動画を貼っておきます。ミックスボイスを出せた当初のガタガタの動画は流石にとってないのですが、本当に当初は音程がほとんど合いませんでした。
God knows…歌ってみた pic.twitter.com/Qvl12DrKyP
— mumei/ミックスボイス (@dam_90_) April 16, 2019
どうですか?音程を外している箇所はあるものの安定はしていると思います。
今でこそ安定してこの音域の歌を歌えていますが、練習はかなりしました。今回は僕が行った練習を紹介します。
この記事を読み終わった時には、ミックスボイスを安定させる方法がわかり。すぐに練習に取り組む事が出来るようになっています。
ミックスボイスを安定させる練習法
今回扱うのは特に高音域でのミックスボイスの安定方法です。高音域では上手く発声できずに音程を安定させる事が難しいですよね。
そこで僕がオススメする練習方法は、ミックスボイスと裏声を交互に使うという練習方法です。
この練習をするには前提として、裏声で出せる音域をミックスボイスで発声できる必要があります。つまり、ミックスボイスと裏声を自由に変えれるという事です。
ミックスボイスで高音域を歌っている時に音程が安定しないのであれば裏声で歌ってみるのです。
交互にミックスボイスと裏声を行き来する事が出来れば、より裏声を出している感覚で地声の響きを持つミックスボイスを出す事が出来るようになります。
さらにミックスボイスで音程が安定していないうちはミックスボイスが完成していません。裏声でも音程が安定しない場合は裏声の練習が足りていません。
裏声で音程が安定しないのにミックスボイスで安定するということはありません。まずは裏声で音程を安定する事ができなければならないてです。
裏声に関してはこの記事を参考にしてみてください。
僕は現時点でミックスボイスを出している途中でそれを裏声に変える事ができます。その原理を少し解説します。
裏声とミックスボイスを変える原理
裏声とミックスボイスで違う部分はどこかわかりますか?
裏声とミックスボイスの違う部分は「声帯」です。声帯がしまっているのがミックスボイス開いているのが裏声です。
そのため、声帯のコントロールのみでミックスボイスか裏声かという変更ができるのです。逆に言えば声帯以外はほとんど同じ状態です。
鼻腔共鳴をして、喉が開いているという状態なのです。そこに声帯が開いているかしまっているかの変化のみで声色を変えています。
なのでミックスボイスと裏声を自由に変更できないうちは声帯以外のどこかが違う状態になっている。もしくは声帯のコントロールがうまくできていないという問題があるのです。
それを解消するための練習として、裏声とミックスボイスを交互に出す事で声帯のコントロールの練習と声帯以外の部分の統一化ができるのです。
まとめ
今回はミックスボイスを安定させる方法を紹介しました。具体的に安定しない理由を解説しながら、もっとも合理的な練習方法を紹介していると思います。
安定させる方法として紹介しましたが、実際にやっていることは「声帯のコントロール」と「声帯以外の統一化」の練習です。
ミックスボイスを出せた当初は僕も裏声と交互で発声するということはできませんでした。徐々に練習する事で、ミックスボイスが安定すると思います。
無理をせずに練習を続けてみてください。「声帯のコントロール」は難しい部類のため最初は喉に力が入りがちです。
くれぐれも喉に負担がかからないようにしてください。少しでも喉に違和感を感じたらすぐに練習をやめてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後にいくつか記事を紹介しておきますので、役に立ちそうな記事のみ読んでもらえればと思います。