音痴かどうかは幼少期に決まる!?
世の中には音痴と呼ばれる人と歌が上手い人がいますよね。ではこの違いはなんなのかと考えた事がある人もいると思います。
遺伝?センス?練習量?
いろいろな可能性があります。やはり1番に思いつくのは遺伝だと考える人が多いでしょう。
しかし、音痴は遺伝ではない幼少期のある行動に原因があったのです。
この記事のタイトルとして、「音痴かどうかは幼少期に決まる」と設定しましたが安心してください。大人になってからでも練習次第で音痴を克服することはできます。
この記事を読み終わる頃には「音痴になる原因」と「改善方法」が明確かされます。
「今から音痴を直したいと思っている人」、「自分の子供が音痴になって欲しくない人」は是非読んでください。
音痴になる原因
音痴になる原因は、実は赤ちゃんの頃に自然に行われていた事が関係していたのです。
赤ちゃんは、お母さんの声をよく聞き取り同じ声を出そうとします。同じ声というのは同じ音程、同じトーンということです。
赤ちゃんの時に自然とやっていた事により音階スキーマが形成されていくのです。この音階スキーマが正しく形成されないと音痴になってしまうのです。
音階スキーマとは
1オクターブ12音の頭の中にインプットされている音のカタログのようなものです。
人間は歌を歌う時に、聞いた音を覚えてそれと同じ音を自分の音階スキーマから選択して発声しています。
そのため、そもそも音階スキーマが間違った音で形成されると聞いた音と違う音を発声してしまうのです。
音階スキーマが正しく形成されない原因
子守唄
赤ちゃんの時に子守唄などを聞かされた経験、記憶は無いだろうか。母親の歌を子供は真似をします。
そのため、母親が一音間違った音で歌っていた場合子供が誤った音階スキーマを形成してしまう可能性があるのです。
家族の会話
要因は母親の歌だけではなく、家族の会話です。家族の会話がない家では父親の低い声と母親の高い声を聞く機会が少なくなります。
広い音域に幼少期から慣れておくことも重要なのです。家族の会話が少ないことも音痴になる原因のひとつなっていたのです。
家族の会話は大切にしましょうね(笑)
壊れたおもちゃ
電池の切れのピアノのおもちゃなどを幼少期に使っているとその場合も間違った音階スキーマが形成されます。
子供ができたらいいおもちゃを買ってあげましょう。
まとめ
音痴になる原因は、赤ちゃんの時にお母さんの声を真似する修正が原因でした。
音階スキーマという用語にも少し触れて音痴の原因の明確にしました。厳密にいうとこの他にも発声上の問題もあります。
音痴の改善法
音痴の矯正方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
少し紹介しておくと原因である音階スキーマを正確に再構築できれば音痴は改善されます。その練習としてピアノで一音ずつチューニングするという方法を紹介しました。
詳しくは記事を参考にしてもらえると嬉しいです。