オク下(オクターブ下)は、あり?なし?
オク下(オクターブ下)というのは、カラオケなどで歌を歌うときに原曲の高さより1オクターブ下で歌うことです。
特に最近の曲は高い曲も多いので原曲の高さのまま出すのは難しいですよね。
そのためオクターブ下で歌う人がチラホラ見受けられます。
しかし、オクターブ下で歌うとよく思わない人たちも存在するのです。そこで、今回はオク下で歌うのは、ありなのかどうかをまとめました。
※以下からは「オク下」の表現で統一します。
オク下はあり?なし?
結論から言えば「あり」です。しかし、条件がいくつかあるのでしっかりと最後まで読んで行ってください。
これを知らないでオク下で歌っていると、もしかしたら友達から煙たがられてしまうかもしれません。
重要なポイントは3つあります。
1無意識オク下は良くない。
2オク下用の曲も存在する。
3キーを変更する。
この3点です。1つずつ詳しく紹介したいと思います。
1.無意識オク下は良くない
無意識オク下とは
オク下で歌っていることを本人が気づいていない状態のことです。
「え、そんなことあるの?」と思うかもしれませんが実はこれ結構あるんです。
もしかしたらあなたも「無意識オク下」になってしまっているかもしれませんよ。
無意識オク下がなぜ良くないかと言うと、自分は高い声が出せていると思っているので、上から目線になりがちなのです。
がんばって高い声で原曲の高さで歌っている人からすれば、嫌がられてしまっても仕方ありませんね。
恥ずかしながら僕も昔、「無意識オク下」だったのであまり人のことは言えません(笑)
やはり、当時の僕は高い声が出ていると思って歌い終わった後「あー高かった」などとほざいていました。今考えると顔から火が出るほど恥ずかしいです。
では、次に無意識オク下の見分け方を紹介したいと思います。
無意識オク下の特徴と見分け方
男性がほとんど
女性歌手の歌の方が歌いやすい
ミックスボイスを知らない
これが特徴です。当時の僕に全て当てはまります。(笑)
女性は低い声より高い声の方が出しやすいので、オク下になることはほとんどありません。
僕も今まで出会ったことないです。
要注意なのが、男性で女性歌手の歌の方が歌いやすいと言う人です。男性が出せる音域と、女性が出せる音域は大幅に違います。
そのため、女性歌手の曲の方が歌いやすいと思っている人は無意識オク下の可能性がかなり高いです。
ミックスボイスの存在を知らない人も要注意です。
ミックスボイスとは、ミックスボイスとは地声(チェストボイス)と裏声(ファルセット)を混ぜた声の事です。
ミドルボイスと呼ばれることもあります。
ミックスボイスに関してはこちらにまとめたのでよかったら読んでみてください。
まれに天然のミックスボイスの人もいるので一概には言えないですが、ミックスボイス知らない人は自分は高い声が出せると思いこんでいる可能性があります。
2.オク下用の曲も存在する
主にボカロ曲などは、人間では到底出すことができないような高さの曲が多数存在します。
厳密に言えば、オク下用の曲というのは語弊があるかもしれませんがカラオケにおいてはオク下で歌うことが当たり前になっています。
「シャルル」などを原曲の高さで歌っている人を見たことがありますか?
不可能に近いですよね。
しかし、シャルルはカラオケランキングにランクインしています。
多くの人が歌うのに、歌うことができない高さである。つまり、、、
「シャルル」はオク下用の曲なのです。
歌ってみたなどでも、ほとんどがオク下で歌っていますよね。
なので、冒頭にのべた「オク下はあり」というのはこれらのオク下用の曲に限っては、ありということです。
では、普通の曲でもどうがんばっても高くて出せない場合はどうすればいいのでしょうか?
それが、3つめのキーを変更するという事なのです。
3.キーを変更する
高くて声がでないの場合は、キーをいじるようにしましょう。オク下で歌うことには反発する人が多いですが、キーを下げることは何ら問題のないです。
キーを下げていって、自分の歌いやすい高さを探してみてください。
手元のリモコンでも下げられますし、テレビの下に設置されている本体からでもどちらからでもキーを変更することは可能です。
さらに予約する前から事前にキーを変更しておくことも可能なので、キーを変えたことに友達から気づかれないかもしれません。
僕も昔は高い声が出せなかったのですがあることを実践しただけで劇的に高い声が出るようになりました。
ワタリドリ歌ってみました!#Alexandros #アレキサンドロス #ワタリドリ #歌ってみた #カラオケ #DAM #精密採点 #ミックスボイス #高い pic.twitter.com/y0CRYtcUsd
— mumei/高音&10分イラスト (@dam_90_) April 2, 2019
もしもこの記事を読んでいる人に高い声を出したいと思っている人がいたらこの記事も参考になると思います。
まとめ
冒頭では、「オク下はあり」と言いましたがあくまでも条件下での特例だと思ってください。
オク下用の曲と今回紹介しましたが、高すぎて人間が歌い切るのは困難だと思われる主にボカロ曲などは、オク下で歌うことは問題ないです。
それ以外では、オク下で歌うのはやめた方が賢明だとおもいます。友達と楽しくカラオケを楽しみたいのであればキーを変更して、自分の歌いやすい高さを探してみてください。
しかし、一緒に行く友達と話してオク下で歌うことに関してなんとも思わないような友達なら純粋にオク下でカラオケを楽しんじゃってください。
今回、オク下に関して少しきつめの当たり方をしてしまっているかもしれませんがこれは、僕が以前「無意識オク下」だった経験があるのでその時の懺悔の気持ちも少し含まれている。ということも了承してもらえるとありがたいです。
みんながカラオケで楽しめる事が出来れば嬉しいです。