カラオケで裏声を出す簡単な方法
久しぶりにカラオケに行った時など、裏声がうまく出せないなんてことありませんか?
裏声は生活の中で使うときはほとんどないので、カラオケでいきなり出そうとするとつっかえてしまったりします。
そこで、今回はカラオケでうまく裏声を出す方法を紹介します。即効性のあるものと、長期的に練習する2つのパターンを紹介します。
この記事を読み終わる頃には、裏声の出し方を理解でき練習方法を知ることができます。
裏声とは
そもそも裏声とはどういうものなのか簡単に理解しましょう。
地声は声帯が閉じています。それに比べて裏声は声帯が開き優しい響きをつくります。
裏声と一概にいってもファルセットやヘッドボイスなど色々な種類があります。まずはファルセットを出せるようになることが先決です。
今回はファルセットを中心に解説します。ファルセットからヘッドボイスへの発展もできます。
裏声の出し方
冒頭で書いた通り、即効性のある方法と長期的に練習する方法を分けて紹介します。まずは、即効性のある方法です。
即効性のある方法
まず、裏声を出すためには重要なポイントが存在します。それは
「リラックスする。」
これだけです。僕も昔は本当に裏声が全く出ませんでした。その時の僕の思考は「裏声を出すぞ!」という頭の状態で声を出そうとしていました。
しかし、そのやる気が力みを生んで裏声を出す事を妨げていました。逆に裏声を出せるようになった時の思考は「無」です。
なにも意識することなく裏声を出せるようになりました。それは自分が裏声を出せるという事を自覚した事が大きいです。
つまり、「自分は裏声がだせる」という認識を持った状態になる事で力まずに裏声を出せるようになります。
小さい声で、優しくささやくように「ホー」と声を出して見てください。そうです!それが裏声です。
「なんだ!あなた裏声出せるじゃないですか!」
カラオケで歌う前に深呼吸をして、小さい声で裏声(さっきのやつ)をだして見てください。あなたは裏声を出せるのです。
では、カラオケで歌ってみてください。まだ少し弱いかもしれませんが裏声が出せたでしょ?
深呼吸をすることはリラックスするためには大変効果的なのです。
ポイントを振り返ります。
- 深呼吸をする
- 小さい声で裏声をだす
この2点だけです。
すこし、具体的な練習方法というよりはマインドの部分が大きくなってしまいましたが本当に裏声は難しいものでは無いのです。
では次に具体的な練習方法を紹介します。
長期的な練習方法
長期的といっても毎日カラオケに行って数ヶ月練習するというストイックなものではありません。もっともっと簡単な事なので安心してください。
裏声ハミング
ハミングは分かると思います。口を閉じた状態で「ンー」と音をだすやつです。小学生の時なんてよくやらされませんでしたか?
しかし、ふつうにハミングをすると地声のハミングになるのですが裏声でハミングをしてみてください。
イメージでいうと「ンー」ではなく「フー」の方が近いかもしれません。裏声ハミングと少し難しい言い方をしましたが、いわゆる「鼻歌」です。
鼻歌は、主成分は「裏声」なのです。なので、鼻歌でだせる音は裏声でだせる音と言うことです。さらに鼻歌ならわざわざカラオケに行かなくてもできます。
むしろいつでもできますよね。それを習慣化して毎日やるだけで裏声は出せるようになります。最初は鼻歌もできないかもしれません。
しかし、小さい音でもいいので毎日やってみるといつのまにか鼻歌が自由にできるようになります。僕も最初は出し方がわからなかったけどできるようになりました。
カラオケで裏声が出せない主な原因は普段から裏声を使っていないからです。つまり、鼻歌を習慣化することで、普段から裏声を使うことにします。
そうすることによって、カラオケでいざ歌うぞというときでも裏声を出せるようになります。
まとめ
今回は、カラオケで裏声をだす方法を即効性のある方法と長期的な方法2つのパターンを紹介しました。
今回紹介した長期的な練習を毎日していると、明らかに裏声が強くなり、弱かった裏声も強くだせるようになります。
即効性のある方法では、すこしマインドの方に話がブレましたが裏声をだすためには思考も重要になります。
みなさんがマインドをしっかり持ち綺麗に裏声を出せるようになればうれしいです。裏声を使えるようになると歌える曲の幅も広がります。
カラオケをさらに楽しむためにも練習してみてください。